高カロリーでも太らない!脂質は脂肪燃焼を促す

こんにちは!トミーです。

 今回は、全てのカロリーが同じではないvol.6です。前回に引き続き、脂質が太りづらい栄養素である理由を紹介します。まだ前回の記事を読んでいない方、そちらも是非読んでみてください。

脂質は「脂肪燃焼物質」の材料

 飽和脂肪酸と呼ばれる脂質の構成成分は、体内で脂肪を燃焼させる物質の材料になります。テストステロンと呼ばれる物質です。したがって、脂質を制限することは、体内のテストステロン濃度の減少につながります。脂肪が燃焼しづらい体になってしまう一つの要因になってしまうのです。飽和脂肪酸は、肉の脂やバター、ココナッツオイルなど、常温で固体の油に多く含まれています。

脂質不足で活力が減る

 テストステロンの働きは脂肪の燃焼を促すだけではありません。私たちに活力を与えてくれます。活動するモチベーションが高いと、当然ながらよく動くようになります。日常生活での活量が多いと、その分消費カロリーも多くなります。大抵の人は、運動で一時的に消費するカロリーよりも、家事やお出かけなどで消費する総カロリーの方が実は多いんです。運動でカロリーを消費しようとするよりも、日常生活の活動量を増やしてカロリーを消費するほうがいいですよね!?

痩せるための脂質制限は基本不要

 いかがだったでしょうか。脂質はカロリーは高いですが、食欲を抑えたり、脂肪燃焼物質の原料になったりする、むしろ太りづらい栄養素です。また、私たちのすべての細胞膜は脂質から作られます。脳の固形成分の半分以上は脂質です。先程あげたテストステロンのような「体内に指令を出す物質」の多くも脂質から作られます。脂質は、私たちの体に欠かせない大切な栄養素です。高カロリーだからといって、脂質を摂ることに抵抗を感じるのは、あまり良くないのではないでしょうか。

 しかし、脂質にも控えるべき種類があることは事実です。その詳細は後の記事で話します。

 今回はこれで以上です。今回の内容が、皆さんにとって少しでもプラスになれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は、糖質が太りやすい栄養素である理由を紹介します。

Next.なぜ糖質は太りやすいのか?2つの理由を解説!

参考文献