[ウーさん⑨]作詞・作曲について(言葉編)

おはようーさん!

今回もウーさん流の作詞・作曲の方法と意識していることを紹介していきます!
前回の音編をまだ読んでない方はぜひそちらもお読みください!

今回は言葉、つまり歌詞についてです!

歌詞は、思いを音に結びつける上で大きな役割を果たします。
逆に、音の捉え方を限定してしまう一面もあり注意が必要です。

でも、音を自由に捉えてほしい人もいれば、特定の思いを確実に伝えたい人もいるので、一概にこう、とは言えないです。言葉も、確実に伝えたい人もいれば、聞き手に委ねる人もいますので、今回も前回同様、ウーさんが弾き語りの曲を作る時に意識していることとして、捉えて欲しいです。

歌詞は、音数が合っていて、意味の流れ(ストーリー)があって、韻を踏んでいて、構成がしっかりしていることが要素だと思っています。

音数

単語の文字数、文の文字数(発音数)と音符の数を合わせます。

作曲もする人からすると、好きなように音数を変えることができるので、あまり重要ではありません(笑)。

ただ、言葉を詰め込みすぎたり、少なくてスカスカすぎたりすると、不快に感じることもあります。もちろん意図的にそうすることもあります。

正直、作文をして、音数を合わせて歌えば、曲にはなっちゃいます。でも、単語の長さとメロディの数があっておらず、変なところで伸ばしてしまったり、区切ってしまったりすると何と言っているのかが分からなくなります。某香りのする液体の曲とかがいい例ですね。

意味の流れ(ストーリー)

なんだかんだ一番大切ですね。流れももちろんですが、伝えたい思いをいかに言語化できるかにかかっています。その思いを伝えるには、どんな流れでどんな言葉で表現するのか。センスが問われるところです。

難しいことは、先述した音数との兼ね合いや、これから触れる押韻、構成などを考えるあまり、曲として何を言っているか分からなくなってしまうことです。

韻を踏むのと踏まないのとでは、テンポ感や聴きやすさに大きな違いがあります。どんなにいいことを言っていても、それをダラダラと並べていると伝わるものも伝わらなくなってしまいます。入って来にくいとでも言うのでしょうか。

あからさまに韻を踏む人もいますし、しれっと踏んでいる人もいます。これは好みや曲調によって様々です。私はあからさまに踏む派です。

韻には、頭韻と脚韻がありますので、そのようなことに注目して曲を聴いてみると、面白いかもしれません。

あと、個人的に同じ文法を使って韻を踏むことは避けたいと思っています。〜ない、〜ないと否定を繰り返したり、〜たい、〜たいと願望を繰り返したり。もちろん全く韻を踏まないよりはいいと思いますし、やっちゃってることもあります(笑)。

構成

言葉を歌詞とするには形を整える必要があります。

言葉の構成は、曲の構成や雰囲気の影響を受けるので、難しいところです。

一番と二番で同じような表現をしたり、正反対のことを言ったりします。一番と二番の対応性がなくても、心情の変化や成長を、うまく表現することもあります。

あえて、散文的にすることもあります。

構成がしっかりしていないと、作詞ではなく「作文」になり、曲としてどうなのかなとは思います。だからと言って、構成がしっかりしていれば売れるわけでもないですし、構成なんて全く考えてなくても、共感を呼ぶことはあります。

イチャモンつけている暇があれば、努力しろ! ってことですね(笑)。

いろいろ書きましたが、正直歌詞カードを見ないと何といっているか分からなかったり、全体像が見えなかったり、そもそも歌詞を聞いていない人がいたりします。だから手を抜いていいなんてことはないですが、そんなに気負わず、気軽にやってみて欲しいです!

ちなみに、弾き語りでは歌詞の要素が大きいですので、私は力を入れています。

ということで、今回は作詞・作曲について(言葉編)でした!ありがとうーさん!

次回に続く!