▷uu-yell代表&無人島仲間と東北旅(前編)
▷uu-yell代表&無人島仲間と東北旅(後編)
▶長野まで一人旅した話
こんにちは! トミーです。
2022年3月の上旬、私はuu-yell代表と無人島で知り合った仲間と一緒に東日本を旅し、その後、長野へ一人旅しました。今回は、長野へ一人旅をしたときの話です。
良い意味で頭のネジが飛んだ旅をした後は、どのような出来事が待っているのでしょうか。
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uu-yell代表&無人島仲間と東北旅(後編)目次
当日は、上野駅近辺のホテルで目を覚まします。というのも、前日まで旅をしていた仲間とは上野駅で別れ、私はその周辺のホテルに宿泊していました。
爆速で身支度をし、埼玉県所沢市に向かいます。いや、長野行かないんかい! 実は、長野へ行く前に、埼玉で無人島仲間と会う約束をしていました。メンバーは、昨日まで一緒に旅をしていた無人島仲間と、もう一人別の無人島仲間の合計3人。1日ぶりの再会と、半年ぶりの再会です。
所沢駅到着後、私は駅ナカの喫茶店で珈琲片手に読書を。早く着きすぎてしまいました。
約束の時間となり、所沢駅でメンバーとは定刻どおり合流。一緒に昼食をとります。訪れたのは「らーめん カッパハウス」。トマトラーメンを啜ります。前日食べた水戸納豆の豚カツくらい新しい味わいでした。
無人島仲間と別れを告げ、新宿駅へ向かいます。ここから特急「あずさ」に乗車。丸みを帯びた黒ベースの顔、車両側面のパープルのライン、窓の形。特急「あずさ」の車両はどこを切り取ってもカッコイイ!
特急「あずさ」は、50以上ある中央本線の駅を「これでもか! 」というほどすっ飛ばし新宿駅―松本駅間を約2時間半で結びます。そして車内は、名前の由来となった「梓川(あずさがわ)」の清流顔負けの美しさ!
東京から諏訪や松本へ行く際は是非使ってみてください!
松本駅到着後は、宿泊先のゲストハウスに(後述)に荷物を置き、再び松本駅に向かいます。そして松本駅周辺を散策。駅周辺の散策は、私にとって旅の楽しみの一つです。
駅周辺を散策していると、空の青の深みが増し、夕焼けのグラデーションが綺麗な時間になってきました。そろそろお腹が減ってきたところ。
信州と言えば蕎麦! 足を運んだのは、松本駅前の手打ち蕎麦榑木野。香り高い蕎麦を天ぷらと一緒にいただきました。
100円の牛ステーキ
蕎麦を食べた後は、往路とは別の道を通りゲストハウスに戻ります。
ぽつぽつと人が歩く、車通りの少ない道に出ました。ひっそりと静まりかえり、日中の緊張が和らぐ夜の時間。街灯は街路樹の輪郭を浮かび上がらせ、足元をかすかに照らしてくれます。
そんななか足を進めると、洋食屋を発見。
「牛ヒレ肉のステーキ、限定18食100円」
このように書かれた看板が目に入ります。いや、そんなわけないだろ。
「お兄さん、夕食食べましたか?! 牛ヒレ肉のステーキ100円です! いかがですか?」
半信半疑な気持ちで通り過ぎようとしたところ、その看板を持っていた人(店長)に声をかけられました。居酒屋のキャッチーのような柄の悪さは感じませんでした。
夕食は今食べたばかりで、お腹も減っていない。いくらステーキが100円でも誘いに乗るのは辞めておこう。
しかし、結局勧誘に負けて入店してしまいました(笑)。
白ワイン「善光寺竜眼」
入店後は、100円のステーキを注文。しかしせっかくなので、信州産のブドウを使ったワイン「善光寺竜眼」もいただきました。
善光寺は、長野県にあるあまりにも有名なお寺。JR長野駅には「善光寺口」と呼ばれる出口もあるほど。駅舎にはパルテノン神殿のような列柱がとり入れられ、かつ現代的でありながらも、古き良き日本を感じさせます。
鉄道好きが出てしまいました(笑)。ワインの話ですね。
「竜眼」は日本の固有種の葡萄の一つで、別名は「善光寺ぶどう」。善光寺竜眼は、信州の魅力が詰まったワインです。
赤身肉のステーキを供にするため、赤ワインにしようか迷いました。しかし、体が白ワインを求めていたのでそれに従いました。
店長と仲良くなる
店前で店長に声をかけてもらったことをきっかけに、店長とは大学の話やワインの話など様々な話をすることができました。
何より嬉しかったのが、店長も健康管理にハマっていた時期があり、勉強が好き、ということ。私自身もuu-yell内で「ひとり暮らしの健康学入門」を連載したり、興味のあることは分野関係なく調べたりします。さらに年齢も同じくらいで、とてもシンパシーを感じました。
「後で記事読みますね! 」
「ひとり暮らしの健康学入門」を連載していることを伝えると、店長はこのようにおっしゃってくれました。嬉しい限りです!
店長とはFacebookを交換し、ツーショットを撮り、uu-yellのリンクも共有しました。
「次回来店時10%off」と書いた名刺もくれました。
次に松本を訪れたときも必ず来店します!
ワインをたしなみ店長と仲良くなった後は、松本城に向かいました。
ライトアップといっても、イルミネーションのようなきらびやかな照明ではありません。高校生の時に一目惚れして購入した、美しいビスマス結晶のようなカラーリング。
「主役は城」ということをそれとなく示した主張の少ないライトが、暗闇に潜む城を浮かび上がらせます。さらに、湖面に城が反射して美しいシンメトリーができています。
城の威厳も感じさせる上品な美しさに魅了されてしまいました。
フィンランド式サウナがあるゲストハウス
タビシロには、フィンランド式サウナがあります。非常に魅力的です。
フィンランド式サウナと一言で言っても、その種類は様々。タビシロで体験できるものは、熱したサウナストーンに水をかけてスチームを発生させる「ロウリュ」を楽しむサウナです。
しかし、利用料金は最低でも4000円ほど。私はサウナ好きですが、そのときは特別入りたいとも思いませんでした。4000円という金額も、私たち学生にとっては決して安い金額ではありません。
お金も時間も限られています。エッセンシャルな物事に焦点を当て、今回はスルー。
フィンランド式サウナは、いつか必ず体験します。未来を見ることのできない人がほとんどのはず。私もそうです。大学入学当時、こんな旅をするなんて思っていませんでした。もしかしたら未来の私は、現地(フィンランド)で本場のサウナを楽しんでいるかもしれませんね。
宇大生と出会った
同じ日付に宿泊している人と交流できるのは、ゲストハウスの魅力の一つ。私がタビシロに宿泊した日も、もう1人宿泊している人(Nさん)がいました。
N:「私、栃木の大学に通っているんですよ」
私:「僕もです! 宇都宮大学なんですけど、Nさんどこですか?」
N:「宇大です! 笑」
この旅で一番の衝撃。旅先で宇大生に出会ってしまいました! 同じ日に、同じ場所で、同じ大学の人と出会う。ゲストハウスのスタッフも驚いていました。
しかもその人は、私が前日まで一緒に旅をしていたuu-yell代表の知人。世間狭すぎです笑。その人とはFacebookとInstagramを交換し、翌朝一緒に朝食を摂り、一緒に松本駅まで向かいました。旅の宿泊先で同じ大学の人と出会う。いま思い出しても衝撃的な出来事です。
松本駅から中央本線に乗車。名古屋に向かいます。岐阜の友人に再会した後に帰省するためです。名古屋までは青春18切符で移動。改札で1回分の18切符を切り、長野の旅は幕を閉じます。
洋食屋の店長や、宿泊先の宇大生、ゲストハウスのスタッフ。ここまで素敵な出会いがある旅ははじめてでした。
次回の旅は、どんな発見や出会いがあるのでしょうか。
今回は以上です。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!