国際協力系サークル比較【前編】

宇大の国際協力系サークルについて紹介します。宇大には国際協力系サークルが複数あり、どれに入ろうか、何が違うのか気になる宇大生は多いのではないでしょうか。今回uu-yellでは4つのサークルの代表にアンケートを行い、比較ポイントをまとめました。「ナムチャイ」「Resource Network」は直接支援型のサークル、「KAKEHASEEDs」「TABLE FOR TWO宇都宮」は間接支援型のサークルです。前編では直接支援型の2サークルを紹介していきます。

団体名 ナムチャイ

活動理念「世界の子どもたちに笑顔を届ける」

支援形態や活動方法【直接支援型】

支援先 タイ東北部農村地域の小学校

活動 絵本などの寄贈、貸与型奨学金支援

活動内容 
サークル名はタイ語で「思いやり」を意味します。教育支援を通じて子どもたちの将来の選択肢を増やそうと、絵本の寄贈・日本語の絵本の翻訳から活動が始まりました。

タイでは、都市と農村の間に、大きな格差が存在します。農村地域のタイ東北部では、義務教育なのにもかかわらず、中学校を退学してしまう子どもも少なくありません。支援先は、まさに昔ながらの農村で、多くの家計は低収入かつ不安定です。貧しい家庭では、小学生の制服代や文房具、給食代などを出すのに苦労する状況があります。学習環境や生活をどうにか改善できないかと、小学校や村の方との議論を経て、奨学金支援へと活動を広げました。思いは実を結び、毎年50〜70世帯ほどの家庭へ奨学金の貸与による援助ができています。

ナムチャイは、例年春休みに現地を訪れます。子どもたちや先生方、支援先の村の方々と直接交流することは最も大切な活動です。

サークルの活動費、渡航費や奨学金の主な資金源は、学祭や課外イベントでの収入です。おいしいタイ料理を販売して、宇都宮のみなさんにも笑顔を届けています!

現在、コロナ禍により、活動が厳しく制限されているのが残念です。毎週木曜日のミーティングは、オンライン会議に切り替えました。今後の活動も模索しているところです。そんな中、今年3月には、支援先とZoomをつないで、文化交流や村の方へのインタビューを行いました。ナムチャイはたくましく活動しています。

比較ポイント
学祭では、「宇大1旨い」と勝手に自称しているタイカレーを販売しています。タイ人の元顧問の先生から教えてもらった秘伝のレシピで調理しているので、リピーターも多く来てくれているほどの人気です。そういうわけで、大学内では、タイカレーを売るサークルとして認知されています(笑)。

最大の魅力は、タイの小学校を訪問できること。それもすべてメンバーで計画して行きます。明るい子どもたちとの交流は、一生の思い出。日常生活や普通のタイ旅行では得られない経験です。

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団体名 Resource Network

活動理念「インドの子どもたちと女性の自立支援」

支援形態や活動方法【直接支援型】

支援先 インドの子どもたちと女性

活動 インドの女性が手作りした商品をイベントで販売、その売上の一部でインドの子どもたちの支援

活動内容
コロナ禍以前は、週に1回のミーティングとカフェの営業、月に1回のイベントへの出店、年に1回のインドツアーを行っていました。しかし、昨年から活動が思うように出来なくなってしまって、残念ながら現在は全ての活動が行えていない状況です。
これからの予定としては、週に1回〜月2回の定期ミーティングに加え、SNSでのインドやサークル活動の情報発信、商品のオンライン販売や現地の子どもたちとのオンライン交流を計画しています。まだまだ先の見えない状況が続いていますので、今度の活動については流動的に考えていきたいと思っています。

比較ポイント
アピールポイントは、やはり女性が手作りした商品を直輸入しているということです! インドツアーの時に、ツアーメンバーが現地で買い付けをしています。素敵な商品ばかりなのでぜひ皆さんに見てもらいたいです!!
そして、サークル最大のイベントであるインドツアーです! 現在、行くことができないのがとても残念ですが、日本にいながらも現地の人々とつながっていけるような活動を行っていきたいと思います! 現地の人たちと直接交流ができる日々がとても待ち遠しいです。

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