File #3 若者の投票率向上プロジェクト

みなさんこんにちは!レオです!今回は、若者の投票啓発活動について書いていこうと思います。

この投票啓発活動は、前回の記事で紹介した“政治トーク”を発展させてスタートしました。

もともと政治に興味があった永島良恵さん(宇大・国際・国際・4年)は、若者の投票率を上げるための活動をしたいと考え、地域デザイン科学部3年野沢万葉さん(宇大・地デザ・コミュ・3年)はデザインを生かしてフリーペーパーを作りたいという思いでENMUSUBIに参加しました。そこで2人はタッグを組み、2020年11月に行われた栃木県知事選の若者の選挙投票率を上げるため、ポスターやパンフレットの制作、SNSの運営で啓発活動をしました。この活動は広がりを見せ、栃木県の多くの若者が選挙に行くきっかけになりました。

そもそも、なぜこのような活動をしたいと考えたのでしょうか??

良恵さんには政治に興味を持つきっかけが2つありました。

1つ目が、19歳になったときに初めて選挙に行ったこと。初めての選挙ということもあり、なにもわからない状態で記入して投票をしてしまったそうです。自身の経験から、未来の方向性を決める選挙を何も分からない状態で投票してしまうことに疑問を抱きました。

2つ目は、2020年7月の東京都知事選で、20代の投票率がわずか20%だったこと。若者がこんなにも選挙に行かなかったら若者の意見を反映した政治は行われないのではないかと危機感を感じたそうです。

そこで、栃木県知事選では若者投票率を上げるために活動しようと決意しました!

どのように活動しようかと考えた際に、多くの人が見てくれるようなポスターやパンフレットを制作し、栃木県内に配ることを思いつきました。ポスターなどのデザイン担当者を探す中で思い出したのが、野沢万葉さん。宇都宮大学地域デザインセンターが主催したイベントENMUSUBIに参加していたことで、デザイン関係の活動に興味のある万葉さんの存在を知っていました。

万葉さんはこの提案を承諾し、一緒に活動することに!

そこで作成したポスターやパンフレットはこちらです!

栃木の名物いちごカラーや若者に受け入れられやすいデザインにこだわりが詰まっています。これを見た多くの学生が選挙を意識し、投票に行く機会につながりました。

選挙を通して、自分の地域について今一度皆さんも考えてみてはいかかでしょうか??

自分も、次の選挙も投票に行こ~っと♪